2025.04.11
オヴェルデ王国の千寿オリーブ「ゼウス」から発見された、奇跡のマイクロバイオーム
2005年、フランス発の研究機関「ニナファーム」の研究チームは、マイクロバイオーム農園「オヴェルデ王国」で、樹齢2300年という驚異的な長寿を誇る、「ゼウス」と名付けられた野生の千寿オリーブの樹木から、希少なマイクロバイオーム(微生物)を発見しました。「ラクトバチルス・オヴェルデュス」と名付けられたこのマイクロバイオームは、オリーブの木に若さをもたらすだけでなく、空気中にエネルギーを発散し、周囲の木や人間の健康も改善すると考えられています。
その後、「ゼウス」と同様のマイクロバイオームを持つ、樹齢千年を超える8本の千寿オリーブと共に、プロジェクトは厳重な管理のもとで進められました。ニナファームの代表で、「オヴェルデ・マイクロバイオーム・プロジェクト」のサイエンスディレクターでもある科学者のベジット・イディアス博士は、日本の著名なプラントハンター・西畠清順との出会いをきっかけに、2025年の大阪・関西万博でマイクロバイオームの科学を世界中の人々に公開すべく、両者は8本の千寿オリーブの中から貴重な1樹を日本へ輸送することを決断し、今回のコラボレーションが実現しました。
今回のコラボレーションでは、木そのものを展示するだけではなく、大自然が人間の健康に与える影響と重要な役割、そして人間の長寿や回復力を改善する未来のテクノロジーを来場者に体験してもらうことを目的としています。
EXPO 2025 大阪・関西万博のフランスパビリオン内「ミラクルガーデン」は、千寿オリーブの長寿と若さの秘密を「Savoir-faire Love(サヴォワールフェール ラブ:愛を通した生き方)を礎とする科学的探究」として発信する世界初の機会となります。
(PRTIMESより)